はじめに
「老後資金5000万円なんて、現実的に貯められるのか?」
これは私自身が真剣に向き合っているテーマです。
✅ 45歳
✅ 共働き
✅ 子育て中(娘2人)
✅ 住宅ローンあり
このような条件の中で、実際にどんな備え方をしているか、どう考えているかを実録形式で紹介します。
プロフィールと前提条件
- 年齢:夫婦ともに45歳
- 家族構成:子ども2人(小学生)
- 住居:戸建て(ペアローン)
- 世帯年収:おおよそ900万円前後
- 退職金・企業型DC:なし
資産形成の戦略(我が家の備え方)
✅ ① 新NISAでの積立
- 夫:成長投資枠+つみたて枠で月10万円
- 妻:つみたて枠で月3万円
→ 年間合計156万円を積立中
👉 老後資金と教育資金をNISA内で目的分け管理
👉 つみたて枠ではバランス型、成長投資枠はオルカン中心で運用中
✅ ② iDeCoは未加入(理由あり)
- 理由:手元の投資資金に余裕がない
- 流動性重視で今はNISAを優先
👉 将来的に退職金がないため、制度としては魅力
👉 住宅ローン返済や教育費のピークが過ぎたら検討予定
✅ ③ 住宅ローンはペアローン
- 完済年齢:私(75歳)まで返済予定
- 団信:夫婦それぞれ加入済み
👉 保険代わりに「万一時の住まい確保」として安心材料
👉 退職後の返済負担をどう減らすかも今後の課題
✅ ④ 教育費の準備
- 教育資金も新NISAで管理・積立中
- 中高・大学進学時に取り崩し予定
- 学資保険は未加入
👉 手元流動性を意識し、教育と老後でNISAを使い分けている
✅ ⑤ 現金比率と生活防衛資金
- 生活費6ヶ月分を現金で確保
- それ以上は原則、投資にまわす方針
👉 現金の持ちすぎで「資産が目減りするリスク」に注意
👉 緊急予備費+医療費対応を考慮して調整中
資産シミュレーション(60歳時点)
📊 積立による試算(15年間)
項目 | 年間積立額 | 15年後の想定額(年利4%) |
---|---|---|
新NISA | 156万円 | 約3,300万円〜3,700万円 |
外貨終身保険 | 一時払400万円 | 約500万円前後(想定) |
現金(防衛費) | 150万円 | 現状維持 |
👉 企業型DCや退職金がないため、完全に自力で5000万円を目指すプラン
今後の課題とアクション
- ✅ 教育費が本格化する中で「積立ペースを落とさず維持できるか」
- ✅ 住宅ローンの繰り上げ返済 or 売却含めた老後住まい戦略
- ✅ 妻のiDeCo加入も含めた税制活用の幅を広げる
- ✅ 60歳以降の「収入の柱(副業や年金繰り下げなど)」の検討
まとめ|家族の形に合わせた現実的な老後資金プランを
- 5000万円は「一つの目安」であり、全員に共通ではない
- わが家では、NISAを中心に「目的別に分けて積立・運用」
- 住宅ローン・教育費など制約もある中で「できることをコツコツと」
- 将来を見据えて、柔軟に見直し続けることが最大の戦略
免責事項
当ブログに掲載している情報は、個人の経験や調査に基づくものであり
投資やお金の管理を勧誘・推奨するものではありません。
最終的な判断は自己責任でお願いします。
また、最新の制度や税制については
必ず公式情報をご確認ください。
コメント