はじめに
インフラエンジニアとして長年オンプレミス環境を支えてきた皆さん。
最近、「クラウドの知識も求められているな…」と感じる場面、増えていませんか?
✅ 社内のシステム刷新がクラウド前提になった
✅ クラウド案件の提案に技術知識が求められる
✅ 転職市場で「AWS資格保有者優遇」などが目立つ
クラウドはもはや“専門職”だけのものではなくなっています。
本記事では、インフラエンジニアがクラウド資格を取得するメリットと活用方法について、40代現役エンジニアの実体験を交えながら解説します!
クラウド資格が求められる理由とは?
📌 クラウドシフトの加速
多くの企業でオンプレ→クラウドへの移行が進んでいます。特に新規サービスや社内システム刷新では、AWSやAzureが第一選択肢になる時代です。
「サーバルームに物理機器を設置」は過去の話に。
📌 設計・構築スキル+クラウドの理解が必須に
単にネットワーク・サーバに詳しいだけでは不十分。
これからは、次の3つの視点が求められます:
- クラウド前提のインフラ設計
- IaC(Infrastructure as Code)による自動化
- セキュリティ・コスト・可用性のバランス提案
クラウド系資格の種類と特徴
🟨 AWS 認定資格
- SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト):設計視点に強い人気資格
- SAP(プロフェッショナル):大規模アーキテクチャ向け上級資格
- 実務経験があると理解しやすく、模試・問題集も豊富
🟦 Microsoft Azure 資格
- AZ-900:初心者向けの基礎資格
- AZ-104:インフラ管理者向け。Windows Server経験者に親和性あり
- 国内で導入が増えており、ハイブリッド環境にも強い
🟥 Google Cloud 資格
- ACE(Associate Cloud Engineer):インフラ・開発双方に対応
- DevOpsやCI/CDなど、クラウドネイティブな視点で学べる
実務やキャリアにどう活きるか?
💡 実務対応力がつく
資格学習を通じて得られるのは、単なる知識だけではありません。
- 構成設計のベストプラクティス
- サービス選定や見積もりスキル
- 運用設計・ログ管理・セキュリティ設定 など
💼 転職・副業・昇進に効く
- 転職市場では「AWS資格保持者」で検索されるほど需要が高い
- 副業でクラウド設計・運用案件を受注する実例も
- 管理職でも「クラウドの言語がわかる」と社内の評価が変わる
🔥 学びの習慣と自信がつく
- 明確な目標(合格)に向けた継続力
- 学んだことをブログ・X(旧Twitter)でアウトプットしやすい
- キャリアの壁を打破するきっかけにもなる!
【比較表】どの資格を選ぶ?クラウド資格一覧
資格名 | ベンダー | 難易度 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
SAA(AWS) | AWS | ★★ | 王道・インフラ設計重視 | 初めてのクラウド資格に |
AZ-104 | Azure | ★★ | MS環境と親和性高い | 社内にWindows系が多い人 |
ACE(GCP) | GCP | ★★ | 自由度高・実践型 | 自由に構築したい技術志向者 |
📖 私が実践したクラウド学習例
私は人事考課の一環でAWSを用いたCDN環境構築を任されました。
- 初年度の無料枠を使って、実費ゼロで環境構築
- Udemyでハンズオン形式の講座を購入
- 学習内容を社内向けにブレイクダウンし、チームにも展開
この取組が評価され、社内のスキル共有にもつながりました。
現在参画している案件でも、クラウド要件のヒアリングを担当できるようになり、自信とスキルの幅が広がった実感があります。
学習におすすめのリソース
🎓 Udemy(ハンズオン)
- AWS, Azure それぞれ講座多数
- セール時に1,200円前後で入手可能
- スクリーンショット・演習付きでわかりやすい
📚 書籍&問題集
- 【SAA】白本・黒本(翔泳社など)
- Web模試サイト(Cloud Licenseなど)
🤝 SNS・コミュニティ
- #AWS学習部 や #クラウド資格勉強中 などのタグを活用
- 学習仲間ができると継続力がUP
まとめ|40代からでも遅くない!
- クラウド資格は、今後のキャリアを左右する重要スキル
- 「現場経験 × クラウド理解」が40代インフラエンジニアの強み
- 実務にも転職にも、副業にも活きる“武器”になる
無理せず少しずつ、でも確実に──
クラウドの学びを“自分の未来資産”に変えていきましょう。
免責事項
当ブログに掲載している情報は、個人の経験や調査に基づく内容であり、資格取得やキャリアを保証するものではありません。制度や情報の最新性については、必ず公式サイトをご確認の上、ご自身の判断で行動してください。
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