40代のエンジニアとして、これからどんなキャリアを歩むべきか──
そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
私自身、前職で**ライン職(管理職)を経験し、
現在は現場の第一線で専門職(技術者)**として働いています。
その実体験から見えてきた「キャリアの分岐点」について、今回は率直にお話ししてみようと思います。
🟦 ライン職と専門職、それぞれの特徴
まず、一般的にライン職と専門職には以下のような違いがあります:
- 🧑💼 ライン職:チームをまとめ、目標管理や人事評価などのマネジメントを行う
- 👨🔬 専門職:現場の技術者として、特定分野の専門性を高め続ける
どちらが正解という話ではなく、
**「自分に合っているか」「どんな働き方を望むか」**が重要です。
🧑💼 ライン職のメリットと悩ましさ
✅ メリット
- 組織の中で昇進ルートに乗りやすい
- 給与や評価のベースアップが期待できる
- チーム運営にやりがいを感じられる
❌ デメリット
- 人事考課や調整ごとで神経を使う
- 技術スキルに割ける時間が減る
私がライン職に就いたときも、
昇給や立場の変化は確かに魅力的でした。
ですが、「技術で貢献したい」という自分の本音とのズレを感じ始めました。
特に人事考課や部下支援は想像以上にエネルギーを使います。
さらに、経営層に近づくほど**「この方針、本当に納得できるか?」**という葛藤が芽生えてきたのです。
👨💻 現在は専門職として技術に集中
今は現場に戻り、再びインフラエンジニアとして働いています。
クラウドやPythonなど新しい分野にも積極的に挑戦しています。
🧑💻 筆者の実体験|こんなことから始めました
- 📗 Pythonの書籍で学習
- 🛠️ 業務効率化の疎通試験ツールを自作
- ✅ 実際の業務でも導入・運用に成功
- ☁️ AWS(無料枠+Udemy)でクラウド構築経験
こうした実践から、**社内でも「頼られる技術者」**としての立ち位置を築けています。
私にとっては「ラインに乗るのは、技術の伸びしろが尽きてからでも遅くない」──
そう考えながら、今は自分の手で価値を出すことに集中しています。
🧭 どちらが生き残れるか?私の答え
人によって答えは違うと思いますが、私の感覚では:
- ⚖️ ライン職:社内での安定や出世を重視する人に向いている
- 🔧 専門職:スキルを武器に社内外で活躍したい人に向いている
40代は「守り」に入る世代とも言われます。
でも私は、まだ自分を伸ばせる可能性を信じて専門職を選びました。
副業や情報発信も視野に入れるなら、
**技術や経験そのものが“資産”**になるのが専門職の魅力です。
💬 まとめ|キャリアは「自分の選択」で決めよう
ライン職にも、専門職にも、それぞれの良さがあります。
重要なのは、「自分はどんな働き方をしたいのか?」
そして、「どこで一番納得できるか?」
私も一度ライン職に就いてみたからこそ、
「やっぱり手を動かしていたい」という本音に気づけました。
そして今は、自分の意志で選んだ技術の道を楽しんでいます。
🕯️ 焚き火のように、静かに、自分のキャリアをあたためながら──
「コツコツ暮らし 篝火ログ」では、これからも等身大のキャリアと暮らしを記録していきます。
⚠️ 免責事項
本記事は筆者の実体験をもとにした私見です。
所属する組織や一般的なキャリア設計と異なる可能性もあります。
ご自身の状況に合わせて参考にしてください。
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