🔰 導入|「本業スキルは通用するのか?」という問いから始まった
40代になって、ふと「このまま定年まで働けるだろうか?」という不安がよぎった経験はありませんか?
キャリアの折り返し地点、家族や住宅ローン、教育費…人生の責任がどんどん重くなる中、会社の外でも通用するスキルを身につけたいと感じることが増えました。
でも、本業で評価されているスキルがそのまま外の世界でも「武器」になるとは限りません。
だからこそ、「自分には何があるか」「何を育てられるか」を、一度しっかり棚卸ししてみることが大切です。
今回は、筆者自身のキャリアを踏まえながら、“会社の外”で通用するスキルの見つけ方と育て方を一緒に考えていきます。
🧭 なぜ40代で“副業”を考えるべきなのか
- ✅ 組織再編やリストラ、病気や介護など予期せぬ変化が起こりやすい
- ✅ 子どもの教育費や老後資金など、将来への備えが本格化する
- ✅ スキルの市場価値がピークを過ぎる前に、次の準備をしておきたい
「副業=お小遣い稼ぎ」ではなく、副業=キャリアの分岐点を作る手段と考えておくと、意識が変わります。
🧰 まずは「会社の外」で通用するスキルを棚卸ししてみる
📘 技術スキル:専門性は立派な“商品”になる
- AWSやネットワーク構築、スクリプト作成、WordPress操作など
- 資格(例:CCNP、AWS SAA)+実務経験の組み合わせが強み
- 社内で使っていた構成図や検証資料を整理すれば、実績として提示できることも
📘 マネジメント・教育スキル:副業教材のネタになるかも?
- OJT指導、社内研修、業務フローの整備など
- 「教える力」や「資料化スキル」は、社外でも意外と重宝されます
📘 情報発信スキル:経験ゼロからでも磨ける
- ブログ、note、X(旧Twitter)、Qiitaなどで技術・経験をアウトプット
- 文章化・構造化する力は、思っている以上に副業でも価値があります
🧪 副業の「最初の一歩」はどう踏み出すか?
- 📝 まずは発信:実績がなくてもブログやSNSで始められます
- 🔍 小さく試す:ココナラ、タイムチケット、スキルマーケットなど
- 📦 副業ポートフォリオを育てる:公開できる実績を蓄積することで信用力に
いきなり「仕事を取ろう」とするよりも、まずは「知ってもらう」「信用してもらう」ことから始めるのがおすすめです。
🧑💻 筆者の実体験|こんなことから始めました
🔥 ブログ運営「コツコツ暮らし 篝火ログ」
- 投資・家計・キャリアについて、実体験をベースに記事執筆
- 初期は収益ゼロだったが、発信を通じて人とのつながりが増えた
- 「自分の棚卸し」にもなり、副業の準備として大きな意味があった
☁️ AWS学習+社内展開
- UdemyでAWSを学び、検証環境を構築
- 社内でナレッジ共有+技術展開し、上長からも評価された
- 将来的に、設計支援や構築業務の副業にもつながるスキルに
🛠 プログラミング学習+業務効率化ツールの作成
- Pythonの入門書をもとに、基礎構文やライブラリを学習
- 業務効率化を目的とした「疎通試験自動化ツール」を作成
- 実際のプロジェクト業務でも使用し、作業時間の短縮に貢献
📚 教育・研修資料の副業転用を検討中
- 以前社内で作成したOJT教材や研修資料を、自分用にアレンジ中
- 汎用性が高ければ、Udemy講師や電子書籍などにも応用できそう
🧩 まとめ|副業は「保険」ではなく「キャリアの分岐点」
副業を考えることは、リスクヘッジだけでなく、
**「本業以外のフィールドでも自分らしく働ける手段を持つこと」**につながります。
会社の評価軸に縛られず、「自分で価値を生み出す」力を育てることができれば、キャリア後半戦にも自信を持って立てるはずです。
📝 免責事項
本記事は筆者個人の経験と見解を元に執筆されたものであり、副業・スキルアップの成果を保証するものではありません。
所属する企業・団体・サービスとの利害関係も一切ありません。
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