ふるさと納税の返礼品というと、お米、肉、魚、日用品などを思い浮かべる人が多いかもしれません。
わが家では、2020年から2024年にかけて、ふるさと納税で家電を毎年一つずつ選んできました。
選んだのは次の5製品です。
- イワタニ「カセットフー タフまる」
- アラジン「グラファイト グリル&トースター」
- タイガー魔法瓶「ホットプレート」
- アイリスオーヤマ「5.5合炊き炊飯器」
- アイリスオーヤマ「ふとん乾燥機」
2026年現在も、5製品すべてを保有しています。
毎日使っている家電もあれば、使用頻度は低いものの防災用品として保管している製品もあります。
この記事では、届いた直後の感想ではなく、4人家族が実際に2~6年使った後の評価を紹介します。
家電返礼品を選ぶときの参考になれば幸いです。
結論|最も活躍しているのはトースターと布団乾燥機
5製品を現在の使用状況で比較すると、次のようになります。
| 家電 | 選んだ年 | 現在の使用頻度 | 良かった点 | 気になる点 |
|---|---|---|---|---|
| タフまる | 2024年 | 1度使用後、防災用に保管 | 防災とアウトドアを兼用できる | 日常ではほとんど使用していない |
| アラジントースター | 2023年 | 毎日 | 立ち上がりが速く、パンがすぐ焼ける | 現時点で大きな不満なし |
| タイガーホットプレート | 2022年 | 約3か月に1回 | たこ焼きプレートで家族イベントになる | 使用頻度はそれほど高くない |
| アイリス炊飯器 | 2021年 | 毎日 | 4人家族に5.5合がちょうどよい | 内釜の傷と保温性能が気になる |
| アイリス布団乾燥機 | 2020年 | 冬は毎日 | 布団だけでなく雨の日の靴乾燥にも便利 | 現時点で大きな不満なし |
最も使用頻度が高いのは、アラジンのトースターとアイリスオーヤマの炊飯器です。
一方、満足度が特に高いのは布団乾燥機です。冬の布団の温めだけでなく、雨で濡れた子どもの靴を乾燥させる用途にも使っています。
使用頻度が低いタフまるも、防災用品として保管しているため、選んだことを後悔しているわけではありません。
家電返礼品は、使う回数だけでなく、生活上の役割を果たしているかで判断することが大切だと感じています。
家電返礼品を選ぶ前に確認したいこと
ふるさと納税で家電を選ぶ前に、まず確認したいのが寄付額と控除上限です。
家電返礼品は、お米や日用品と比べて寄付額が高くなる傾向があります。
控除上限を超えた部分は自己負担になるため、「返礼品がお得そう」という理由だけで決めるのはおすすめできません。
ふるさと納税の仕組みや自己負担2,000円の条件については、ふるさと納税は節税にならない?仕組みと注意点で詳しく解説しています。
また、返礼品は寄付を申し込んだ時点で型番、寄付額、カラー、付属品などが変更されている場合があります。
必ず申込先の最新情報を確認してください。
1.イワタニ「カセットフー タフまる」|2024年
2024年に選んだのが、イワタニのカセットコンロ「タフまる」です。
※掲載している商品リンクは、2026年8月時点で提供されている同一商品または後継・類似モデルです。わが家が受け取った製品とは、型番・仕様・付属品が異なる場合があります。
価格:33,000円(税込、送料無料) (2026/8/23時点) |
アウトドアでも使いやすい設計で、専用ケースが付属しています。
わが家では一度使用した後、防災用品として保管しています。
選んだ理由は防災とアウトドアの兼用
タフまるを選んだ最大の理由は、普段の調理家電というより、災害時の備えです。
停電やガス停止が発生した場合でも、カセットボンベがあればお湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりできます。
防災専用品ではなく、キャンプや屋外での食事にも使えるため、「保管するだけになりにくい防災用品」として選びました。
実際の使用頻度は低い
届いてから実際に使用したのは一度です。
その後は、専用ケースに入れて防災用として保管しています。
日常的に使う家電ではありませんが、いざというときに火を使える安心感があります。
頻繁に使わなくても役割があるため、選んだことに後悔はありません。
保管したままにしないことも大切
防災用に保管する場合でも、本体やカセットボンベの状態を定期的に確認する必要があります。
製品の取扱説明書に従い、保管場所や使用方法にも注意します。
タフまるが向いているのは、次のような家庭です。
- カセットコンロを持っていない
- 防災用品を見直したい
- キャンプや屋外調理にも使いたい
- 収納ケース付きの製品が欲しい
反対に、すでに問題なく使えるカセットコンロを持っている家庭では、優先順位は低くなると思います。
2.アラジン「グラファイト グリル&トースター」|2023年
2023年に選んだのが、アラジンの4枚焼きグラファイト グリル&トースターです。
価格:58,000円(税込、送料無料) (2026/8/23時点) |
これは現在も毎日使用しています。
5製品のなかでも、使用頻度と満足度の両方が高い家電です。
パンがすぐに焼ける
最も良かった点は、立ち上がりが速いことです。
朝は子どもの準備や家事が重なり、少しの待ち時間でも長く感じます。
アラジンのトースターは短時間で庫内が熱くなり、パンをすぐに焼けるため、忙しい朝に助かっています。
4枚同時に焼けるのが4人家族に合っている
以前の小さなトースターでは、家族分のパンを複数回に分けて焼く必要がありました。
4枚焼きなら家族分をまとめて焼きやすく、朝食準備の手間を減らせます。
見た目のデザインだけでなく、4人家族の生活に合った容量だったことが、長く使えている理由です。
現在も大きな不満はない
2023年から毎日使用していますが、現時点で大きな不満はありません。
「返礼品として魅力的か」だけでなく、「今使っている家電の不便を解消できるか」という視点で選んだことが、満足度につながりました。
アラジントースターが向いているのは、次のような家庭です。
- 朝食でパンをよく食べる
- 家族分を一度に焼きたい
- トースターの待ち時間を短くしたい
- デザインも重視したい
パンをほとんど食べない家庭や、現在のトースターに不満がない場合は、無理に交換する必要はありません。
3.タイガー魔法瓶「ホットプレート」|2022年
2022年に選んだのが、タイガー魔法瓶のホットプレートです。
価格:72,000円(税込、送料無料) (2026/8/23時点) |
わが家では、約3か月に1回の頻度でたこ焼きパーティーをしています。
毎日使う家電ではありませんが、休日の家族イベントを作れる家電です。
たこ焼きプレート付きが決め手
このホットプレートには、たこ焼き用のプレートが付属しています。
子どもと一緒に生地を流し込み、具材を入れ、たこ焼きを返していくと、普段の夕食とは違うイベントになります。
外食へ行かなくても、自宅で少し特別な時間を作れるのが良いところです。
たこ焼き以外にも、お好み焼きや鉄板焼きなどに使えます。
使用頻度が低くても満足している理由
使用頻度は約3か月に1回なので、毎日使うトースターや炊飯器と比べれば多くありません。
それでも、家族で楽しむ目的が明確なので、満足しています。
家電は使用回数だけでなく、一度の使用でどれだけ家族が楽しめるかも重要です。
一方、ホットプレートは本体や複数のプレートを保管する場所が必要です。
申し込む前に、収納場所と本体サイズを確認することをおすすめします。
ホットプレートが向いているのは、次のような家庭です。
- 家族でたこ焼きや鉄板焼きを楽しみたい
- 自宅で食事イベントを作りたい
- プレート類を収納できる場所がある
- 現在ホットプレートを持っていない
すでに同じ用途の家電を持っている場合は、重複しないか確認が必要です。
4.アイリスオーヤマ「5.5合炊き炊飯器」|2021年
2021年に選んだのが、アイリスオーヤマの5.5合炊き炊飯器です。
価格:60,000円(税込、送料無料) (2026/8/23時点) |
以前は3合炊きを使用していましたが、家族が増えてご飯の消費量も増えたため、5.5合炊きへ変更しました。
現在も毎日使用しています。
4人家族には5.5合が使いやすい
3合炊きでは、一度に炊ける量が足りない場面が増えていました。
5.5合炊きにしてからは、夕食分と翌朝分をまとめて炊きやすくなりました。
家族構成や食べる量に合った容量を選ぶことは、機能の多さよりも重要だと感じています。
長く使って分かった内釜の傷
2021年から毎日使用しているため、内釜に傷が目立つようになってきました。
届いた直後のレビューでは分からなかった、長期使用後の変化です。
使用年数を考えるとある程度の劣化は仕方ありませんが、内釜だけ交換できるか、交換部品が入手できるかも確認しておくと安心です。
保温性能はやや弱く感じる
もう一つ気になるのが、保温機能です。
炊きたては問題ありませんが、長時間保温したご飯については、満足度がそれほど高くありません。
わが家では毎日使用できていますが、長時間保温することが多い家庭では、保温性能を重視して比較した方がよいと思います。
炊飯器が向いているのは、次のような家庭です。
- 3合炊きでは足りなくなってきた
- 子どもの成長でご飯の量が増えた
- 毎日使う家電を返礼品で更新したい
- 炊飯後、比較的早めに食べ切る
保温性能を最優先する人は、他社製品や上位モデルも含めて比較することをおすすめします。
5.アイリスオーヤマ「ふとん乾燥機」|2020年
2020年に選んだのが、アイリスオーヤマのふとん乾燥機です。
価格:52,000円~(税込、送料無料) (2026/8/23時点) |
今回紹介する5製品のなかで最も長く使用しており、2026年現在も活躍しています。
冬場は、ほぼ毎日使用しています。
冬の布団を温めるために毎日使用
寒い時期は、就寝前に布団を温めるために使っています。
冷たい布団に入るつらさが減り、冬の就寝前には欠かせない家電になりました。
布団を干しにくい季節や、天候が悪い日にも使用できます。
雨の日の靴乾燥にも便利
布団以外で便利なのが、靴の乾燥です。
子どもが雨の日に履いた靴は、翌日までに乾かしたい場面があります。
自然乾燥だけでは間に合わないときに、ふとん乾燥機の靴乾燥機能を利用しています。
布団用として選びましたが、実際には靴を乾かす用途にも役立っており、子育て家庭との相性が良い家電だと感じます。
最長6年使っても満足度が高い
2020年から使い続けていますが、現在も大きな不満はありません。
毎日使う季節があり、布団と靴の両方に利用できるため、わが家では特に満足度の高い返礼品です。
ふとん乾燥機が向いているのは、次のような家庭です。
- 冬の冷たい布団が苦手
- 布団を外に干しにくい
- 雨で濡れた子どもの靴を乾かしたい
- 梅雨や冬にも使える家電が欲しい
現在の返礼品は、当時選んだ製品と型番や機能が異なる可能性があります。ノズル数や付属品を確認してから申し込んでください。
5製品を使って分かった家電返礼品の選び方
今使っている家電の不満から選ぶ
返礼品の人気ランキングだけで選ぶのではなく、現在の生活で困っていることから考えます。
わが家では、次のような課題がありました。
- 家族分のパンをまとめて焼きたい
- 3合炊きではご飯が足りない
- 冬の布団を温めたい
- 雨で濡れた靴を早く乾かしたい
- 防災用のカセットコンロを用意したい
具体的な用途がある家電ほど、届いた後も長く使えています。
置き場所と収納場所を確認する
家電返礼品は、届いてから置き場所に困ることがあります。
特に4枚焼きトースターやホットプレートは、事前に本体サイズと収納場所を確認する必要があります。
型番と付属品を確認する
同じ商品名でも、型番によってサイズ、カラー、出力、付属プレート、ノズル数などが異なる場合があります。
口コミを見る場合も、自分が申し込む型番と同じか確認します。
使用頻度だけで判断しない
タフまるは一度しか使っていませんが、防災用品として役割があります。
ホットプレートも約3か月に1回ですが、家族でたこ焼きを楽しむ時間を作れています。
毎日使うかどうかだけでなく、家庭内でどのような役割を持つかも大切です。
控除上限を先に確認する
家電返礼品は寄付額が高いため、自分の控除上限を確認せずに申し込むのは避けましょう。
控除上限内で必要な手続きをした場合でも、自己負担は原則として2,000円です。
上限を超えた部分はそのまま自己負担になります。
2025年10月以降は楽天ポイントのルールが変更
2025年10月1日から、楽天ふるさと納税での寄付は、楽天市場のお買い物通常ポイント、買い回り、SPUなどのポイント付与対象外になりました。
そのため現在は、ポイント倍率を基準に返礼品を選ぶのではなく、次の点を比較することが大切です。
- 本当に必要な家電か
- 長く使えるか
- 家族構成に合っているか
- 置き場所を確保できるか
- 控除上限内の寄付か
- 応援したい自治体か
なお、カード決済に伴うカード会社側のポイントは扱いが異なるため、使用するカード会社の最新情報をご確認ください。
家電返礼品が向いている人
家電返礼品は、次のような人に向いています。
- 買い替えたい家電が決まっている
- 欲しい型番が返礼品として提供されている
- 控除上限に余裕がある
- 長く使える実用品を選びたい
- 設置場所や収納場所を確保できる
一方、必要な家電が特にない場合は、無理に選ぶ必要はありません。
わが家も2025年は必要な家電がなかったため、家電返礼品を選びませんでした。
お米、冷凍食品、水、日用品など、確実に消費できる返礼品を選ぶ方が家計に合う場合もあります。
よくある質問
ふるさと納税の家電は本当にお得ですか?
控除上限内で必要な手続きを行えば、自己負担2,000円を基本として返礼品を受け取れます。
ただし、上限を超えた寄付や手続き漏れがある場合は、想定より自己負担が増えることがあります。
家電返礼品は古いモデルですか?
製品によって異なります。同じ商品名でも型番や年度によって仕様が変わるため、申込ページで型番を確認してください。
家電は届くまでどれくらいかかりますか?
自治体、在庫、申込時期によって異なります。年末など申込みが集中する時期は、通常より時間がかかる場合があります。
故障した場合はどうなりますか?
保証や修理対応は、自治体や事業者、製品によって異なります。保証書の有無や問い合わせ先を申込前に確認し、届いた後は書類を保管してください。
寄付額が変わることはありますか?
原材料費、製品価格、在庫などにより変更される場合があります。この記事内の表示だけで判断せず、申込先の最新情報をご確認ください。
まとめ|長く使える家電を選ぶと満足度が高い
わが家がふるさと納税で選んだ家電5品は、2026年現在もすべて保有しています。
現在の使用状況をまとめると、次のとおりです。
- タフまる:一度使用し、現在は防災用として保管
- アラジントースター:毎日使用。パンがすぐ焼ける
- タイガーホットプレート:約3か月に1回、家族でたこ焼き
- アイリス炊飯器:毎日使用。内釜の傷と保温性能が気になる
- アイリス布団乾燥機:冬は毎日使用し、雨の日の靴乾燥にも活躍
家電返礼品を選ぶときは、人気や寄付額だけでなく、今の生活で本当に使うかを考えることが重要です。
家族構成、使用頻度、置き場所、控除上限を確認し、数年後も使い続けられるものを選びましょう。
免責事項
本記事は、筆者がふるさと納税で受け取った家電を実際に使用した体験に基づいています。
記事内の使用感は筆者個人の感想であり、同じ製品の性能や耐久性を保証するものではありません。
返礼品の寄付額、型番、仕様、カラー、付属品、在庫、配送時期などは変更される場合があります。申込み前に、自治体および各ふるさと納税ポータルサイトの最新情報をご確認ください。
ふるさと納税の控除上限は、収入や家族構成などによって異なります。制度や税務上の取り扱いについては、総務省、国税庁、居住する自治体などの公式情報をご確認ください。
本記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があります。リンク経由で申込みが行われた場合、当サイトに報酬が発生することがありますが、記事内容は筆者の実体験をもとに作成しています。
制度の概要や返礼品情報は、2026年8月時点で確認した内容に基づいています。



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