10月といえば、来年の手帳が一斉にリリースされる季節ですね。
デジタル全盛のいま、スマホやGoogleカレンダーでスケジュール管理をしている人も多いと思います。
私も仕事ではOutlook(Teams)やGoogleカレンダーで予定を管理していますが、プライベートでは紙の手帳を使っています。
結婚して子どもが生まれてから、家族の予定・学校行事・自分のタスクが入り乱れるようになり、
「公私のスケジュールをひと目で見渡したい」と思ったのが紙の手帳を再開したきっかけです。
社会人になってから毎年のように手帳を買ってきましたが、実は何度も挫折しています。
書かない時期が続いたり、途中で使わなくなったり……。
週間レフト、デイリー、週間バーチカルといろいろ試した結果、「マンスリー中心」で運用するのが自分には一番合っていると感じました。
2025~2026年、私がつかう手帳
- 2025年:Nolty Dualマンスリー
- 2026年:Nolty Dualマンスリー(継続)
無印良品 B5ハーフサイズ スケジュール帳(マンスリー/ウィークリー)(追加)
2026年は、Noltyをメイン、無印良品を補助メモ用として2冊体制で試してみる予定です。
Nolty Dualマンスリー レビュー
ビジネス手帳の定番「Nolty」シリーズの中でも、Dualマンスリーは“月間で俯瞰して動く”人にぴったりのモデル。タイプの異なる月間カレンダーが2つあるのが最大のポイントです。
2025年から使い始めて、個人的にはかなり使いやすいと感じています。
見出しがついていて、読みたい月にすぐアクセスできます。見出しがある手帳はこれまで使ってこなかったのですが、今では見出しなしには戻れません。

月間マンスリーのページは、1日の予定が上下に分かれています。
AM/PM、仕事/プライベートなどで使い分けれます。
私は上を仕事、下をプライベートにしていて月初めにプライベートの予定を先に書き込んでます。

出典:JMAM eショップ
月間タスクページは、方眼の月間予定表と、容量たっぷりのToDoリストが付いています。
方眼は習慣を書くはビットトラッカーログとしています。
タスクは6行あるので、週間タスクにしてもよいし、項目別に分けて書いてもよさそうです。
私はプロジェクト単位でタスクを分けており、余ったスペースはメモにしてしまいます。

出典:JMAM eショップ
◎ 良い点
- マンスリープランページで年間のざっくりした予定を書ける
- 月間カレンダーと月間タスクの2つのマンスリーページがあるため、俯瞰しやすい
- 予定はカレンダー、タスクはタスクページと役割が明確
- 物理的インデックスがあり、月を迷わず開ける
- タスクページに大容量のToDoリストを配置、方眼なのでハビットトラッカーにも◎
- 薄く軽く、B6サイズが持ち運びやすい
△ 気になる点
- 年間プランページは少し抽象的で使いこなしづらい
- メモページが少ない(月ごとにあと4ページほど欲しい)
- 時間単位で細かく管理したい人には不向き
- PDCAの確認サイクルは月単位になる
全体として、「1か月をPDCAの単位で回す」人にはとても相性が良い手帳です。
スペースが限られている分、空白ができにくく、“埋まっていく快感”があります。
私はB6サイズの補助ノートを常に持ち歩いて、細かいメモや思いつきを書き足しています。

無印良品 B5ハーフ スケジュール帳 レビュー
2026年は、Noltyに加えて無印良品のスケジュール帳も導入予定。
サイズ感とレイアウトが絶妙で、デスクに常駐させる“作業ノート的手帳”として期待しています。
最近はやりの横型レイアウトです。

1日のセルは、縦は若干狭いですが、6週になる月でも、30と31が省略されないのは良いです。
横幅が広いので予定は書きやすです。

ウィークリーは時間表記のない簡易バーチカルです。3つに大きく分かれているので、午前、午後、業後で分けてもよいし、予定が少ない人は、タスクとメモだけに使うといったこともできそうです。
自分は、1日のタスク管理とメモとしてだけ使う予定です。

◎ 良い点
- デスク上でも使いやすい横型タイプ(キーボード下にちょうど収まる)
- 月間ページが見開き1ページで視認性が高い
- 週間ページが数字なしの簡易バーチカルで自由度が高い
△ 気になる点
- メモページが少なく、最後に6ページしかない
- 年間予定表ページの1日の枠が細かく、書きづらい
- インデックスやしおりがない(インデックス付きの下敷きで代用予定)
- 土日が同色で区別しづらい(できれば赤・青印字が欲しい)
この手帳の最大の魅力は「横型レイアウト」×「自由度」。
私は、上段にスケジュール、中段にタスク、下段にメモ(2日分で1行)という独自ルールで使う予定です。
ノートPCの下に常駐させて、思いついたことをすぐ書ける環境にするのが狙い。

まとめ|手帳は“管理”より“伴走者”として
これまで何度も手帳に挫折してきましたが、今では「書ける量がちょうどいい手帳」に落ち着きました。
予定を詰め込みすぎず、1か月単位で俯瞰しながら整える──これが今の自分には一番しっくりきます。
NoltyのDualマンスリーは月間タスクを整理するのに最適で、無印良品の横型スケジュール帳はメモや思考整理にぴったり。
2026年はこの2冊で、仕事も家庭もバランス良く回していけそうです。
手帳は「管理する道具」というより、「日々の伴走者」。
完璧に使おうとせず、書ける時に書きたいことを書くだけでも、心の整理になります。
もし手帳選びに迷っている方がいたら、ぜひ“マンスリー中心”のシンプル運用を試してみてください。
免責事項
本記事は筆者個人の体験・感想に基づいた内容です。
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手帳や文房具の選定は、ご自身のライフスタイル・用途に合わせてご判断ください。
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