はじめに
2025年10月以降、ふるさと納税における「ポイント還元」が廃止される可能性が報じられました。
そして2025年7月10日、楽天グループがこの方針に対し行政訴訟を提起したとのニュースが報道されました。
この記事では、今回のニュース概要とともに、楽天ふるさと納税ユーザーとしての私の実体験、そして今から取れる対策についてまとめます。
📰 ニュースの概要
総務省の「ポイント還元廃止」方針と楽天の反発
総務省は、2025年10月をめどにふるさと納税制度における「ポイント付与の禁止」を実施する方針を打ち出しました。
これにより、楽天ふるさと納税などで長らく活用されてきた“寄付額に対する楽天ポイントの付与”ができなくなる見通しです。
これに対し、楽天グループは2025年7月10日、東京地裁に行政訴訟を提起しました。
📌 楽天側の主張:「寄付額に応じたポイント還元は、購入意欲や自治体支援を高める手段であり、合理的なサービス。総務省の制限は違法」
現時点では判決は出ていませんが、2025年10月には制度変更が実施される可能性が高いため、今のうちからの備えが大切です。
🛍 楽天ふるさと納税の実体験レビュー
おすすめ返礼品と活用スタイル
私は、楽天ふるさと納税を毎年フル活用しています。
楽天ふるさと納税は、通常の買い物と同様に楽天ポイントが付くのが魅力。
さらに「お買い物マラソン」や「5と0のつく日」などのキャンペーンと合わせれば、実質的にかなりお得な寄付ができます。
✅ 実際に選んで良かった返礼品:
- ミネラルウォーター(炭酸水)
→ 健康のためにアルコールを控えており、風呂上がりにビールやハイボールの代わりとして炭酸水をゴクゴク飲んでいます。 - 冷凍食品(和牛・カニ・イクラなど)
→ ご褒美感のあるごちそうを選び、家族で食卓を囲んで楽しんでいます。 - お米
→ かつてはコスパの高い返礼品でしたが、昨今の価格上昇でやや魅力が落ちた印象です。 - 家電(サーキュレーター、オーブントースター、布団乾燥機、ホットプレートなど)
→ 高額すぎない実用的な家電を選び、「あったら便利」という気持ちで利用しています。
🔍 楽天ふるさと納税のポイント制度とは?
楽天会員の場合は、楽天ふるさと納税での寄付申込みも通常のお買い物と同様、ご利用金額に応じて楽天ポイント付与の対象になります。(※100円につき1ポイントが付与)
また、寄付金のお支払いにはクレジットカードや楽天ポイントも使用可能です。
(出典:楽天PointClub)
この仕組みが廃止されると、楽天ふるさと納税の“お得さ”が大きく損なわれることになります。
📆 今からできる対策
「10月までに寄付枠を使い切る」戦略
楽天ふるさと納税のポイント制度が使えるのは、遅くとも2025年9月末までと見られます。
✅ 今やっておきたいこと:
- 【1】2025年の寄付上限額(控除上限)を確認
- 【2】楽天イベント(5と0のつく日、マラソンなど)に合わせて返礼品を選ぶ
- 【3】9月中に寄付枠を使い切っておく(駆け込みは避けたい)
🗣 私自身も、夏から秋にかけてふるさと納税枠を使い切るようにしています。今年は特に早めの対応を意識しています。
📝 まとめ
楽天ふるさと納税の「ポイント還元廃止」は、お得に制度を活用してきた私たちにとって大きな影響があります。
今回の行政訴訟により制度変更が覆る可能性もゼロではありませんが、現実的には10月からの廃止が実施される方向で動いていると考えるべきでしょう。
そのため、今のうちに寄付上限額を確認し、ポイント還元が受けられるうちに利用しておくことが賢明です。楽天ユーザーであれば、キャンペーンを活用して寄付効率をさらに高めることも可能です。
制度は変化します。だからこそ、柔軟に・計画的に備えることで、自分と家族の暮らしを守っていきましょう。
🔖 免責事項
本記事は筆者の個人的な経験と情報収集に基づいて執筆されたものであり、制度の正確性や今後の動向を保証するものではありません。
記事内の情報は2025年7月時点のものであり、最新情報は各ポータルサイトや自治体の公式ページ等をご確認ください。
当サイトは、情報に基づいた行動により生じた損害等に対して一切の責任を負いかねます。
コメント