はじめに
投資を始めようと思ったときに
「専門用語が難しそうで不安…」
と感じる方は多いと思います。
用語の意味をざっくりでも知っておくと
✅ ニュースが理解しやすくなる
✅ 証券会社の画面で迷わなくなる
✅ 無駄な失敗を減らせる
というメリットがあります。
この記事では
投資初心者がまず覚えておきたい
基本用語と実践的な用語を
まとめてやさしく解説します。
覚えておきたい基本用語
NISA
**NISA(少額投資非課税制度)**は
投資で得られた利益が一定額まで非課税になる制度です。
✅ つみたてNISA(積立投資枠)
✅ 成長投資枠(個別株やETFなど)
があり、2024年から新NISAとしてリニューアル。
年間の投資枠や対象商品が広がりました。
投資信託
投資信託は
複数の株式や債券をまとめたパッケージ商品です。
プロに運用を任せるので初心者にも人気。
- 少額から買える
- 分散投資ができる
- 運用コスト(信託報酬)がかかる
という特徴があります。
ETF
ETF(上場投資信託)は
投資信託を株のようにリアルタイムで売買できる商品。
- 取引所に上場している
- 売買タイミングを自分で決められる
- 投資信託より低コストな場合が多い
というメリットがあります。
株式
企業に出資して、その代わりに得るのが株式。
✅ 株価の値上がり益(キャピタルゲイン)
✅ 配当金(インカムゲイン)
✅ 株主優待
など、いろいろなメリットがあります。
インデックス投資
TOPIXやS&P500など
指数(インデックス)に連動する運用のこと。
低コストで分散投資でき、
長期的に市場の成長を取り込む王道の投資手法です。
リスクとリターン
「リスク」は危険というより
値動きの幅を示します。
大きく動く=ハイリターンの可能性も高いが、
損失の可能性も大きいということ。
「リターン」は得られる利益のことです。
PER・PBR・ROE
- PER(株価収益率):株価が利益の何倍まで買われているか
- PBR(株価純資産倍率):株価が純資産の何倍か
- ROE(自己資本利益率):会社の資本でどれくらい利益を出しているか
初心者のうちは
「割安・割高を判断する目安」
として覚えておくと便利です。
実践で役立つ投資用語
銘柄
投資対象となる株や投資信託の商品名のことを
銘柄(めいがら)といいます。
株式の場合は、企業ごとに4ケタの
証券コードがつけられており
銘柄選定のときに便利です。
(例:トヨタ自動車は7203、KDDIは9433 など)
損切り
保有中の株が下がったとき
さらに損失が大きくなるのを防ぐために
あえて売って損失を確定させる行為を
損切りといいます。
配当
企業が利益の一部を
株主に分配するのが配当です。
配当金は不労所得のように受け取れます。
信用取引
証券会社からお金や株を借りて
元手以上の取引をする方法。
レバレッジが効く分、リスクも大きくなります。
現物取引
実際に自分の資金で株を買い、
保有するスタンダードな取引方法。
IPO株
新規上場する株のことをIPO株といいます。
上場時に抽選で買えるチャンスがあるので人気です。
インカムゲイン
保有中の資産から得られる収益のこと。
✅ 配当金
✅ 家賃収入
などが該当します。
キャピタルゲイン
資産を売却して得られる値上がり益のことです。
含み益・含み損
含み益は
「まだ売却していないけど、今の評価ではプラスになっている状態」。
逆に
含み損は
「まだ売却していないけど、評価上ではマイナス」という意味です。
40代からの資産形成に役立つ視点
40代からの投資では
✅ 家計のバランス
✅ 住宅ローン
✅ 教育費
なども踏まえた資産形成が大事です。
用語を知ることは
「自分に合う投資スタイル」を探す第一歩。
気になる言葉からさらに深掘りして
失敗を減らす行動につなげましょう。
まとめ
✅ 投資の用語を覚えるだけでニュースや解説の理解度がアップ
✅ NISA・ETF・投資信託は特に押さえたい
✅ PER・PBR・ROEなど企業分析の基本指標も少しずつ覚える
投資を始めるための最初のハードルは
「言葉に慣れること」です。
ぜひこの記事をブックマークして
繰り返し見返してみてくださいね。
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当ブログに掲載している情報は、個人の経験や調査に基づくものであり
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最終的な投資判断は自己責任でお願いします。
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